アンパンマン・NHK店

このCDの良いところは、今まで何気なく聞いていたBGMの曲名がわかること。なかなか思い切った題名の曲があります。また、有名な「パラパ〜・・・」の必殺仕事人のテーマもきちんと収録されています。少し驚いたのは、きちんとシリーズごとにアレンジが加えられている事。よく耳にしていたのが「必殺仕事人�X」ものということもわかります。

ファンにしては堪らないんですがひとつ難点、全部BGMというもの。「バック・グラウンド・ミュージック」と言うだけに、ぼけーと聞くより何かしながらじゃないとシックリ来ないということでしょうか。そしてこの曲を聴きながらやることと言えば・・・「必殺仕事」しかないです。思わずその場にいる人を成敗してしまうこと請け合い！

とはいえ、12歳のときからの紋次郎ﾌｧﾝ・・・30年間待った甲斐
がありました！！

上条恒彦のﾀｲﾄﾙ曲は別のｵﾑﾆﾊﾞｽ盤などにも収められていますが、ﾃﾚﾋﾞのｻﾝﾄﾗとしてはこれが初めてじゃないでしょうか？　ホンモノです！
ホンモノです！
12歳の時に見た、あの「紋次郎」がDVD化されるというだけでも、感涙ものなのに・・・30年ぶりの再会です！（もちろん、全部ﾎﾞｯｸｽ買いました）

こんどはｻﾝﾄﾗまで出てしまうなんて、すごいですね〜。
ﾀｲﾄﾙ曲「だれかが風の中で」は、オムニバスＣＤなどにも収められてますけど、湯浅譲二の劇中曲は今回が初めてでしょうね。
大満足です！

が・・・できれば紋次郎が楊枝を鳴らす劇冒頭の「ひゅ〜」が入っていれば、完璧だったと思います。で、星４つにしました。
木枯し紋次郎オリジナル・サウンド・トラック　
私が、紋次郎と出会ったのは小学6年の冬。届いたＣＤを聴いて、30年前のシーンが蘇るなんて自分でも信じられなかったです。タイトル曲が素晴らしいのはもちろんですが、特に♪Ｓｃｅｎｅ11は、何とも切ないが美しい。

♪Ｓcene18.19は、「関わりない」と言い残し立ち去った場所へ、結局は急いで戻る、確かそんなシーンでも使われたのでは・・・紋次郎の奥底にある何か。。。そういう事を考えながら見ていた自分も思い出しました。タイトル曲は、まさに今、新緑の山の遠くから紋次郎が歩いて来る気がします。
待ってました！
　ＢＧＭも気に入っていたので発売を待ってました！車を運転し、荒野を眺めながらこのＣＤを聞いています。合うんだなあ、音楽と眺めている田舎の景色が。いまにも紋次郎が歩いてきそうだ。
だれかが頭の中で
　ぼくは、道を歩いてるとついつい早足になってしまうんです。それで気がつくと、頭の中で『木枯し紋次郎』のテーマ曲が流れてます。コートを道中合羽にみたてて、ぼくの足は一層早くなります。